2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Trichoblastoma

basaloid cellのpalisadingがあるが、Cleftがない→Tricoblastoma(毛芽腫)で決まり。

Grenz zone

表皮と腫瘍の間に認める間隙のこと。 B細胞の腫瘍でときに認めることがある。 T細胞は表皮向性があり、B細胞は浸潤しにくいといわれる。 EphrinB2等のrepellant?

Cornoid lamella

汗孔角化症に特徴的な所見。 皮疹辺縁部に認められる、角層が楔状にはまりこむ像。 「cornoid=corn様の」。この場合のcornは鶏眼のこと。 鶏眼様層板、コーノイドラメラ。

BCCのDermoscopy所見

Ulceration Arborizing veccels(樹枝状血管) large bule-gray ovoid nest / multiple bule-gray globules 辺縁部のspoke wheel areas maple-leaf like area 上記のいずれかがあれば「90%以上の確率でBCC」と診断して良い、とされる。 特にarborizing veccels…

Basal cell carcinoma

いわゆるbasaloid cellのpalisading、Cleft形成で決まり。

Bullous Pemphigoid

表皮下水疱+好酸球の浸潤で決まり。

Pautrier's microabscess

腫瘍性Tリンパ球の表皮内浸潤であり、真の膿疱ではない。 この所見を示す代表的な疾患は、菌状息肉症とATLである。 両者は病理学的には区別できない。

Giant cell

巨細胞は異物巨細胞、Langhans巨細胞、Touton巨細胞に分類される。1. 異物巨細胞 より大きな異物を貪食するためにマクロファージが癒合したもの。 核の配置はランダムで、辺縁に配列する傾向に乏しいもの。 異物反応(foreign body reaction)が生じていること…